Cacti のインストール

さっくり入れるだけ入れて欲しいと言われたのでメモを残す。

導入環境

  • CentOS6.x

  • iptables/SELinuxなどは無効化

  • EPELを有効化

    # yum install epel-release
    

インストール

MySQL レポジトリの準備

公式サイトから対象となるRPMをダウンロード

MySQL のインストール

# yum groupinstall "MySQL Database server"

Cacti, Webサーバのインストール

# yum install --enablerepo=epel cacti @web-server

初期設定

MySQL の初期設定

# chkconfig mysqld on
# mv /etc/my.cnf{,.orig}
# vi /etc/my.cnf
  =>お好みで適当に
# service mysqld start
# cat /var/log/mysql/error.log | egrep -i password
# mysql_secure_installation
  =>お好みで適当に
# mysql -u root -p
mysql> CREATE DATABASE cacti;
mysql> GRANT ALL PRIVILEGES ON cacti.* TO cactiuser@localhost IDENTIFIED BY 'cactiuser';
mysql> FLUSH PRIVILEGES;
mysql> exit

Cacti の初期設定

# cd /etc/cacti
# cp db.php{,.orig}
# vi db.php
$database_type = "mysql";           # 使用するデータベース種別
$database_default = "cacti";        # データベース名
$database_hostname = "localhost";   # ホスト名
$database_username = "cactiuser";   # データベース接続に使用するユーザー名
$database_password = "cactiuser";   # データベース接続に使用するパスワード
$database_port = "3306";            # データベース接続に使用するポート番号
$database_ssl = false;              # データベース接続にSSLを使うか否か
# mysql -u cactiuser -p cacti < /usr/share/doc/cacti-0.8.8b/cacti.sql
Enter password: ********

Apache の初期設定

# cd /etc/httpd/conf.d
# cp cacti.conf{,.orig}
  =>Require host, Allow from でアクセスを許可するIPを追加

Cron の設定

# vi /etc/cron.d/cacti
# 有効化
*/5 * * * * cacti   /usr/bin/php /usr/share/cacti/poller.php > /dev/null 2>&1

Apache の起動

# chkconfig httpd on
# service httpd start

Cacti へのログイン

あとはログインして適当に設定する。

http://[IPADDRESS]/cacti/

(ID: admin / PW: admin ※初期値)

Cacti の設定メモ

監視間隔

対応例

Cacti の設定
  1. Cactiにアクセス
  2. 左側のメニューから [Configuration] - [Settings] を選択
  3. 上部メニューにて [Poller] を選択
  4. Poller Interval,Cron Interval の値を、"Every 5 Minutes" から "Every Minutes" へ変更
  5. Cacti画面の右下にある Save にて保存
  6. CactiのサーバへSSHでログインし、Cacti の cron 設定を変更する
# vi /etc/cron.d/cacti
#*/5 * * * *  cacti   /usr/bin/php /usr/share/cacti/poller.php > /dev/null 2>&1
* * * * * cacti   /usr/bin/php /usr/share/cacti/poller.php > /dev/null 2>&1
Data Template の編集

この段階では生成されるグラフがまだ5分単位となっているので、各グラフの既定値を変更する。下記の操作を必要なテンプレート全てに行う。

  1. 左側のメニューから [Data Templates] を選択
  2. グラフを生成しているテンプレートを選択
  3. Step の値を 300 秒から 60 秒に変更
  4. ウインドウ下部にある Save にて保存
グラフの更新

すでに5分毎で作成されている既存のグラフには上記の変更は反映されない。ここを見て対処するか、グラフを1から再作成する。 変更が反映されたかどうかはグラフビューから拡大表示して確認すればわかる。

Tomcat

対応例

  1. フォーラムのここからXMLをダウンロード
  2. Cacti WebGUI の [Import Tamplates] にて、XMLをインポートする
  3. [Data Template] に jvm* なテンプレートが増えているので、それを選択
  4. SNMP Community, Port など、ホスト側の設定と異なるようであれば設定を入力し保存する
  5. "4"の変更をすべての jvm* に反映
  6. ホストに紐づけてグラフを作成、一定時間後グラフが更新されていっていることを確認

DiskI/O

対応例

  1. 公式のテンプレートページから tar.gz ファイルをダウンロード
  2. tar.gz を展開し、中にある "disk_io.xml" を /usr/share/cacti/resource/snmp_queries に設置
  3. もう1つのファイル "cacti087d_data_query_snmp_-_get_disk_io.xml" を Cacti WebGUI にてインポート
  4. インポートにエーがない事を確認、必要に応じて各ホストへの監視設定を実施http://docs.cacti.net/template:host:server:windows_2000xp_host

Windows

公式サイトにテンプレートが置いてあるのをインポートするだけで行ける(かもしれない) http://docs.cacti.net/template:host:server:windows_2000xp_host